年に何度か

年に何度か書くブログ。昔は日記だった。

★★/0:34 レイ_ジ_34_フン(原題:CREEP)

地下鉄のホームで最終電車を待っていたら眠ってしまい、気付いたら電車は行っていて出口はシャッターが閉まってて出れない…みたいなストーリー。
前半、殺人鬼が出てくるまでは怖いけど、主人公(や観客)の前に姿を現してからは全く怖くなくなる。そんな映画。

こういう映画ではよくあるんだけど、殺人鬼が「映画を長引かせる以外に何の意味も感じられない行動」(それまではかなり速攻でいろんな人を殺しているくせに、主人公に相対した時だけは縛り付けたり監禁したり)をとった時点で、見てる方としては一気に醒めてしまうのでなんとかしてくれと思う。この映画で言えば、生簀(みたいなの)がそう。手術室のシーンはなんとなく曰く有りげだからいいんだけど*1。あと、ヒロインがイマイチ美人じゃないのもなあ。
謳い文句の中に、地下鉄利用者激減!みたいなのがあったけど、んなこたーないだろ。この殺人鬼が貞子みたいのだったらちょっと嫌になるかもしれないけど。

*1:日本映画なら、この曰く有りげな部分を悲劇的な回想シーンとして挿入するんだろうなあ