年に何度か

年に何度か書くブログ。昔は日記だった。

★★★☆/ラースと、その彼女

人との関わり合いも避けがちで兄夫婦を心配させていた主人公ラース。彼女を紹介すると連れてきたのは車椅子に乗せられたリアルドールビアンカでした。
というのは、まあ、プロットしてギリギリ発想できそうな気がするけれども、主人公がリアルドールが彼女である事を信じきっていて、かつ、周囲の人達はそれを暖かく見守る。そんな映画の企画会議ってどんなだろうか。
企画が通ったとして、「あの人どうして人形とお話しているの?」とか言い出す子供とかがいて当然なのに、そんなのは出てこない。最初の方では、子供に対して「近づいちゃいけません」とか言ってる大人がいるけど、気が付いたら普通に受け入れられているし。むしろ周囲に受け入れられすぎて、ラースは嫉妬したりする。
非常に暖かい映画。