★★★★★/劇場版 天元突破グレンラガン【螺巌篇】
チネチッタにて。
「強さのインフレ」という永遠の課題をど真ん中から、文字通り“天元突破”したテレビシリーズ。あれ以上なんて無理だろうと思う気持ちをあざ笑うように、さらに一回りも二回りも膨らんでいて、新作を見るような感じで楽しめる作品でした*1。人によっては、途中でお腹一杯になるんじゃないかと心配してしまったりもしたけど*2。
クローズZERO2もそうだったように、役者やスタッフの熱がダイレクトに伝わってくる作品を年に何本も観ることができて、本当にありがたいと思う。っていうかもう一回観たい。
ここからは細かい部分。ネタバレあるかも。
- テレビで正直あんまり理解できなかった、ブータの人間化がなくなっていてすっきり。
- 比べて焦点をラストに絞ったおかげで、前作にあったようなダイジェスト感がなく、違和感はゼロ。まあ、前作は仕方がないけど。
- 追加されていた月のハッキングのシーンはコミカルでなごむ。
- ヴィラルの夢のシーン、ここ数年で何か別の実写作品で似たような場面を見たことがあるような気がしたんだけど、なんだろう。
- 最後のほう、女性キャラが全裸。何故。乳首あり。そうじゃなくても無駄に露出度高い。違和感ゼロって書いたけど、コレに関しては違和感あるな。そんなサービスいらない。露出狂かって*3。
- 前作でも思ったけど、こういうのは見終わった後にオタク仲間と一緒にあーだこーだ話をするのもまた一つの醍醐味だと思う。俺にそんな仲間はいないけれども。
- エピローグにも追加エピソード有り。そこでのセリフが泣かせる。
- テレビで何度かあった、「敵艦、無量大数」みたいな無茶苦茶な報告はなくなってた。
- テレビでは登場人物が次々死んでいったけど、本作で死ぬのは一人だけ。
- 半年分を、筋はそのままでダイジェストっぽっくせずにまとめ、さらにボリュームアップさせてる。